「未来予想図」のありえないラブラブシーンに唖然呆然

拓郎 絶対つまんねーだろうと思ってたけど、意外にいい話だったな。恋愛映画の王道を「これでもか〜!」と言わんばかりに突っ走ってたけど。
うの 前半は「ないないない!」と突っ込みたくなるようなシーンばかりだったよね。
拓郎 あぁ、ヘルメット5回ぶつけあって「ア・イ・シ・テ・ル」のサインとか(笑)。あと、ブレーキランプ5回点滅もお約束のごとく入ってたね。さすが、ドリカムの歌をモチーフにしただけはある。
うの そうそう。とにかく大学時代のヒロイン・さやか(松下奈緒)のぶりっ子キャラが凄すぎて、ドン引きですよ。そんなキャラじゃなさそうな松下奈緒が演じるから余計に違和感を感じるよね。
拓郎 バルセロナに2人で卒業旅行したときの異常なラブラブぶりも凄かったよな。「おれガウディが好きなんだ。おれガウディになりたい」みたいなことを夢みがちに言う慶太(竹財輝之助)にキラキラした目でうなずくさやか。お互い大学生とはいえありえねえだろ。「かっこいい! で、どうやって?」って突っ込んでこそリアル恋愛! しかもガウディって、ベタにもほどがある。あと、ジャンケンで負けた方がおんぶしてあげるシーンは、思わず吹き出しちゃったよ。あそこまで無防備すぎると、スペインで流行の旅行者を狙った首締め強盗に狙われるよ絶対。それと、「また2人で来よう」って約束をするときの掛け合いが違う意味でツボだった。
うの 確かにあの約束の言葉の持っていきたかもベタベタだったね。でも、夢見がちな男は大学生でなくてもいっぱいいるよ。あんたもこの前、「おれは猫になりたい」って言ってたじゃん。
拓郎 それとこれとは……。まぁ、だいたい先が読めちゃう映画だよな。だからこそ王道なんだけど。しかしまぁ、あんなカップルいるのかね。いつもラブラブでケンカもしない。5年間も離れてて、まだお互い好きでいるってキレイ過ぎないか。
うの ロマンというやつですよ。こんなロマン今どきどの女子が抱いているのか不思議だけど。
拓郎 松下奈緒の演技はどうだった?火災保険
うの 一杯一杯の印象。まぁ役の設定にまず無理があったと思うけど。
拓郎 母親役の松坂慶子は良かったよな。
うの うん。でもさやかの上司役が石黒賢って、90年代かよって突っ込みたくなった。
拓郎 そうそう全体的にトレンディドラマ(死語)臭が漂う作品だよな。ドリカムの歌がモチーフだから、当然と言えば当然なんだけど。
うの 2時間ドラマで充分と言えば充分。


「幸せのレシピ」出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

アサミ いい映画だったな〜、ちょっと泣いちゃった。
まりこ そう? けっこうベタな展開で普通だったと思うけど。
アサミ 久しぶりにキャサリン・ゼタ=ジョーンズがかわいい役を演じてるの観た。
まりこ そういえば、そうだね。
アサミ 突然、自分のお姉ちゃんを事故で失って、お姉ちゃんの娘・ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)と一緒に住むことになって、どう接していいのかわかんないケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が切なかった…。
まりこ うん。
アサミ 完璧主義の料理人・ケイトは、料理以外に何も趣味がなくて、いきなりゾーイとの生活が始まって、ゾーイのわがままに振り回されてる。始めは、頑張って作ったディナーも食べてくれなかったり、ゾーイが何を考えてるのかわからかったけど、一緒に生活していく中で徐々に心が打ち解けていく。大人と子供の関係だけど、お互いが分かりあおうとしている姿から、すごく温かさが伝わってきたよね。
まりこ 子役であそこまでできるのって、日本人じゃなかなかいないんじゃない。
アサミ さすがハリウッド。子役でも大女優並みのオーラ持ってる。
まりこ それに、ケイトが困ってる時に現れたニック(アーロン・エッカート)が、明るく楽しい性格で、ケイトやゾーイの傷ついた心を癒してくれるんだよね〜。
アサミ 理想の男って感じ。
まりこ 登場シーンも印象的だった。
アサミ 厨房でクラシック流しながら歌ってるとこだよね。イタリア人っぽい。
まりこ 設定も陽気なイタリア人だったからね。
アサミ でも、そんなニックが料理のことになるとすごく真剣な表情で調理してて、ケイトのことも自分のこと以上に気遣ってる。あのギャップがたまんない。
まりこ あーゆー大人の男っていいよね。
アサミ うん、しかも一流の料理人だし、本当言うことないよ。まぁ私たちはそれに甘えるだけ甘えちゃいそうですけど。
まりこ そうそう。“さじ加減”以前にこの素材(自分)で幸せのレシピを作っていただけるかという不安は大いにあります。
アサミ すでに受身だし(笑)。